社長ごあいさつINTERVIEW

地域のために、地域とともに、
社員とともに成長し続ける

代表取締役西田 弘二

私たち西田興産は、豊かな自然と歴史・文化を誇る肱川流域に、戦後間もない昭和23年に創業し、先輩社員たちのたゆまぬ努力により70年の歴史を歩んでまいりました。戦後復興期や高度経済成長期においては、地域の方々の生活向上のため、インフラ整備に尽力するなど地域の建設業者として使命を果たしてきたと自負しています。しかしながら、愛媛県、特に南予地域は、都会と比べまだまだインフラ整備が遅れており、その地域格差を少しでも解消するため、今後もぜひ当社がお役に立ちたい。また、心配される大地震発生時にいち早く応急復旧活動にあたれるよう、災害時の事業継続計画(BCP)を平成23年から整備しており、これからも建設業の社会的使命を果たしていきます。

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当社は、もともと建設業とそれに欠かせない生コンの製造販売が主力でしたが、時代とともにコンクリート二次製品の製造や建設資材の販売、管理型産業廃棄物処理、農業など、事業領域を拡大してまいりました。特に27年前に開始したPC(プレキャスト・コンクリート)事業は、今や当社の屋台骨を担うまでの事業へと成長しております。マーケットも関西圏を中心に、中四国・九州など西日本一円に及んでいます。これまで築いてきたお客様との信頼関係をより強固にしつつ、各事業部を情報交換・技術交流などで連携を図りながら、常にアンテナをはり、地域や時代に必要な新しい分野に挑戦していきます。

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当社がこれまで70年間事業を展開してきたのは、私たちのふる里「肱川流域」への強い思いがあります。今全国的に人手不足が深刻化していますが、この地域も例外ではありません。そんな中、新しい事業により新たな雇用を生み、人をその地域に定着させ、地域を活性化させることができます。そのためにも未来を担う若者が夢を持って働ける会社となるよう、今叫ばれている「働き方改革」も推し進めているところです。

建設業界を取り巻く環境は劇的な変化を遂げようとしています。AIやloTに代表される先端テクノロジーの導入や、全く新しい施工法が誕生し、それに対応できなければ、取り残されていくでしょう。しかし、いくら技術が進歩しても、最後は人と人です。技術の進歩を前向きに捉え柔軟に対応しながらも、人と人とのふれ合いを大事にし、社会的価値のある会社を社員とともに目指します。